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Update (2024/09/09) 
 
bulletPOV-Ray 3.7.0(フリー)Update (2013/11/09)

2013年11月8日、POV-Ray version 3.7.0 正式版がリリースされました。で、Windows 32ビット、Windows 64ビット、Mac、Linuxなど多くのプラットフォームに対応しています。version 3.7は、SMP (symmetric multiprocessing)をサポートします。複数のCPUを搭載したシステム、あるいはマルチコアのCPUを搭載したシステムでは、CPUの数にほぼ比例してレンダリング速度が向上する可能性があります。
POV-Rayの公式ホームページから入手できます。

bulletSpilinEditor version 1.2 (フリー)

POV-Ray専用のモデラーで、2Dのエディター上にcubic_spline 曲線の元になる点を配置することにより、3Dビュー上にリアルタイムで描画される立体画像を確認しながら、ほとんどフリーハンドに近い感覚でLATHEやPRISMのオブジェクトが作成できます。2D画面でcubic_spline 曲線に基づいて描画された形状を、轆轤(ろくろ)で回転してできる形状、あるいは押し出しでできる形状に特化したツールとして便利に使えます。壷のような形、車輪の様な形などを作るのに都合 良く、POV-Rayで使用する部品オブジェクトのモデリングに使用しています。フリーソフトです。
SpilinEditorのページから入手できます (現在は該当するURLは使用されていないようです)。 2000年ごろにダウンロードした物を使っています。

bulletEpspline 0.0.4.3(フリー)Update (2014/07/10) 

上のSpilinEditorと同じようにPOV-Ray専用のモデラーで、2Dのエディター上にspline 曲線の元になる点を配置することにより、ほとんどフリーハンドに近い感覚でLATHEやPRISMオブジェクトの元になる曲線を描くことが出来ます。リアルタイムな3D画像の表示機能はありません。 リアルタイム表示機能が無い分、前の SpilinEditor と比べるととっつきにくいという感じはあります。
2013年7月にPOV-Rayサイトで紹介された比較的新しいPOV-Ray関連ツールです。
Epspline: Prism and Lathe Editor | Agalena から入手できます。フリーソフトです。

bulletsPatch version 1.5 (フリー)

これもスプラインベースのモデリングツールですが、LATHEやPRISMに特化した上記のSpilinEditorとは違い、スプライン曲線を組み合わせて使いもっと複雑で有機的な形を作り上げる事が出来ます。3面図上で編集した形状はリアルタイムに簡易3D表示されます。作成した形状を、POV-Rayのデータとしてエクスポートすると、 複数のbicubic_patch のオブジェクトがunion で結合されて出力されます。データのエクスポートは、POV-Rayだけでなく、VRML、DXF、BMRTなどにも対応しているようですが、POV-Ray以外には使用経験がありません。
あまり複雑な使い方はせずに、花びら、葉などのモデリングに使っています。
sPatchのサポートサイトから入手することが出来ます (GeoCities が閉じられて、現在は入手できません)。フリーソフトです。
2013年9月18日現在、http://www.eatonhand.com/images/spatch.htm からコピーが入手できます。

bullethamaPatch 3.0 (フリー)

これは、HAMAKAZUさん(日本人)が作られたスプラインベースのモデリングツールです。基本的にはsPatchに非常に良く似たソフトです。sPatchは1998年で開発がストップしていますが、hamaPatchは その後も開発が継続していました。しかし、2004年12月31日のhamaPatch 3.0 Preview Version1.03以降は、バージョンアップが見られません。
GeoCities が閉じられて、HAMAKAZU HOMEPAGEから入手することが出来なくなりました。
2013年9月18日現在、"GeoCities.com"のデータを引き継ぐサイト"OoCities.org"に HAMAZAKI HOME のコピーが存在します。http://www.oocities.org/hamakazu/ から入手できます。

複数のデータ形式に対応しています。POV-Ray形式はエクスポートにのみ対応。sPatch形式、Metasequoia形式で入出力に対応しているので、相互にデータ交換が可能です。

bulletMetaball Modeller Pio version 0.2b (フリー)

メタボールを使って粘土細工の様な感じでモデリングできるツールです。データのエクスポートはPOV-Ray形式だけですから、POV-Ray専用のメタボール・エディターです。もちろんエクスポートされるオブジェクトの形式はblobです。
オンラインソフトのダウンロードサイトVectorから入手できます。フリーソフトです。

bulletmetasequoia4 Ver4.9.0a ( パッケージ)Update (2025/09/09) 

O.Mizuno氏による純日本製の強力な3Dモデリング機能を持った ポリゴンベースの3DCGソフトです。2000年11月、シェアウエアのユザー登録を済ませました。パッチ・モデリングが必要な時に、一番使い勝手良く使うモデラーです。
作者のO.Mizuno氏は2012年に専業化され5月に「株式会社テトラフェイス」を設立されました。Ver3.が公開されてからの改良・更新の頻度は目覚ましいものがあります。
2013年9月30日、大きく進化したmetasequoia4 が発売されました。metasequoia4で新たに導入された機能「アーマチャー」はGUIでのモデリングを非常に楽にしてくれます。ただ価格がVer3 の5,000円から一気にほぼ4倍の 19,950円(EX 最上位バージョンの場合、スタンダード版は5,250円)になったので、新規購入には躊躇いが生じるかもしれません。しかし、他の3DCGツールの価格と比べるとコストパフォーマンスは非常に良く、その意味で安価だと思います。
その上に、旧バージョンからユーザーが非常に多くノウハウを含め情報が非常に多いこと、またプログラム作者が直接サポートしてくれるところなど、安心して使えるソフトです。
複数のデータ形式の入出力に対応していますので、私の場合POV-Rayに他形式のデータを持ち込むのに大変重宝しています。
metaseq.net.から入手できます。

bulletBishop3D 1.0.5.2(フリーウエア)Update (2018/08/22) 

POV-Ray専用のモデラーで、POV-Rayのシーンファイルを直接読み書き出来ること、POV-Rayの殆どすべてのオブジェクトを3Dモデラー上で使うことが出来るという特長を持つ優れものです。2006年10月にベータ版がリリースされ、2009年7月16日に GA に昇格し Version 1.0.4.0 正式版として公開されました。
現在のバージョンは 1.0.5.2。POV-Rayの旧版 v3.6.2であれば、Bishop3DからPOV-Rayのレンダリングをあたかも自身の組み込みレンダラーであるかのように起動することが出来ます。

しかし、 2010年12月に Version 1.0.5.2 が公開されて以降の更新は全くありません。POV-Ray 3.7 の公式版がリリースされて以降も、これへの対応に関してもアナウンスもありません。
2014年9月25日にBishop3Dサイトとブログが更新されて、現在のバージョンはフリーウェアとし次期バージョンはGNU GPL V3 licenseの元でリリースされる予定だとのアナウンスが有りました。
しかし、その後はサイトとブログの更新がないまま、いずれも閉鎖されて、現在はドメイン自体が存在しません。

"Bishop3D"で検索してみたところ、いくつかのソフトウエアのダウンロードサイトから入手可能なようです。

bulletPoser 7J (パッケージ)

3Dキャラクターのデザインとそのアニメーション用のツールです。高品位の人体データとその人体にポーズを付けるデータが等が標準で搭載されているので、一から自分でそれらを作らなくても、それらのデータを使って自由にポーズを付けることが出来ます。この手のソフトとしては、圧倒的なシェアと歴史を誇っています。また、Poserで扱えるフリーなコンテンツ、市販のコンテンツが豊富にあります。
ただし、データを直接POV-Ray形式でエクスポートする機能はありません。したがってデータをPOV-Rayに持ち込むには、一旦Wavefront OBJ 形式で出力し、それをPoseRayなどを使ってPOV-Ray形式にデータ変換するという手間がかかります。

今までは人物は全く扱ったことがないので、このツールを使って、何時か、せめて背景にでも人物を登場させてみたいと思います。 しかし、なかなか上達しません。全体のポーズは何とでもなるのですが、私の場合、特に顔の表情を作るというのは非常に難しいということが良く分かりました。
私の場合、背景に人影を配するという程度でしか使う可能性がないので、なかなか出番がありません。

未だに、Poser 7Jのまま。

bulletPoseRay (フリー)Update (2021/12/19) 

3DCGの多くの形式のフォーマットに対応していて、複数の3DCGソフトでデータをやりとりするのに便利なフリーソフトです。特にPOV-Ray形式に変換するのには現在一番使い勝手の良いソフトです。PoseRayと言う名の通り、Poser のデータをPOV-Rayに持ち込むことも得意なソフトです。
PoseRay で読み込むことが出来るデータ形式は、Poserのデータ形式だけでなく、Wavefront OBJ 形式、3D Studio mesh files (*.3ds) 、LightWave object files (*.lwo) 、AutoCAD Drawing Interchange format files (*.dxf) 等など、色々あります。 出力形式も多岐にわたります。 WEB上にいろいろある3Dモデリングデータを提供するサイトから適合する形式のデータを入手すれば、この PoseRay を介して POV-Ray に持ち込むことが出来ます。
ここ(PoseRayサイト)から入手できます。

最新バージョン(PoseRay 3.13.31)は、POV-Ray v3.71、POV-Ray v3.7 と POV-Ray v3.6 に対応していて、PoseRayから直接POV-Ray を起動してPOV-Ray形式ファイルの出力並びにレンダリングすることが可能です。
WEB上で公開されているフリーの3Dモデリングデータをダウンロードして、このPoseRayを通してPOV-Ray形式に変換し、POV-Rayのシーンに組み込んで使っています。

ただ、最近になって時々経験するのですが、ダウンロードしてくるフリーの3Dモデリングデータデータの中に、そのサイズが非常に大きなものに出合うようになり、この"PoseRay"で処理できないことがあります。このソフトは32bitプログラムなので、使用できるメモリの上限(約2GB)があるのです。作者に、64ビット化して頂けるとありがたいのですが。

bulletMakeHuman (フリー)Update (2020/12/22) 

3DCGの人キャラクターのモデリングに特化したソフトです。Blender Foundationからスピンアウトした経緯から、Blenderとの親和性は非常に高いのですが、私がこの人キャラクターのモデリングデータを使いたいのはPOV-Rayのシーンでのことです。
幸いなことに MakeHumanでエクスポート出来るフォーマットには、Wavefront(obj)があります。obj形式でエクスポートしたメッシュデータをMetasequoiaで加工し、PoseRay経由でPOV-Ray形式にコンバートして、最終的にはPOV-Rayでレンダリングします。

最新バージョンは、MakeHuman 1.2.0 で、Downloads | www.makehumancommunity.org からダウンロードできます。

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