2006年9月29日の『POV-Ray V3.7β15 のテスト・レンダリング』で、POV-Ray
v3.6.1c と POV-Ray 3.7 beta 15 の二つのバージョンを用い、同じシーンをレンダリングしてその画像を比較していますが、水面の乱れが、明かに異なっています。
その
水面の乱れは次の texture で表現しています。
texture {
pigment { rgbt <0,0.1,0.6,0.90> }
normal {crackle 0.05 scale <0.35,0.25,0.25> turbulence 0.5 }
finish {ambient 0.1 diffuse 0.5 reflection 0.60}
}
今回、この
normal {crackle 0.05 scale <0.35,0.25,0.25> turbulence 0.5 }
の値を変更することによって、POV-Ray 3.7 beta 21a のレンダリング結果が、POV-Ray v3.6.1c
の画像に近付くように試行錯誤してみました。
<POV-Ray v3.6.1c での画像>
<POV-Ray v3.7.beta 21a
での変更と画像>
元 :
normal {crackle 0.05 scale <0.35,0.25,0.25> turbulence 0.5 }
変更: normal {crackle 0.20 scale <0.35,0.25,0.25>*0.5 turbulence 0.5 }
波紋の細かな部分は部妙に
違うけれど、水面の全体の雰囲気としては、それなりに近いものになったように思えます。